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New Photo Booth !!

こんにちは!ココプライム日進です(´◡`)

突然ですが当店では定期的にスタジオ内を改装しています💡 

ココプライム日進店をご来店されるお客様の中にはマタニティーからお宮参り、1歳バースデイ...というように記念日のたびに足を運んでくださる方もいらっしゃいます。せっかくの記念日なのに毎回同じ背景じゃ、見返した時に少し寂しいですよね。

お写真にも流行りがあるので定番の和室や人気の撮影ブースは残しつつ、今時の雰囲気が出るお写真を撮るために流行に沿った撮影ブースづくりをしています!

今回はある撮影ブースを大幅に改装いたしました!その様子をご紹介しちゃいます👀✨ 100円ショップやホームセンターなど比較的手に入れやすい場所で材料を揃えたので、DIYする機会がある方などは宜しければ参考にしてみてください。

 

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始めに完成形のお写真がこちら。今回はアンティークな雰囲気を目指して落ち着いた色合いの撮影ブースを作りました。当店のスタジオ内には白背景の撮影ブースが多いため、濃い色の背景は雰囲気を変えるのにぴったりです。ラフな私服や着物でもお洒落ですが、ドレスやタキシードのような洋装を着て撮るとぐっと大人っぽく決まります。

 

【1】事前準備  

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改装にあたって準備するものがたくさんあります。

今回使用したのは 木の板、塗装のできるワックス、スポンジ、キッチンブラシ、ビニール手袋、ブルーシート、釘や電動やすり等の工具、布や雑巾 です。

壁板は上の写真のものを74枚用意しました。貼り付ける木の幅によっても仕上がりの印象が変わってきたりするので、改装する壁の高さや幅に合わせてじっくり検討してみてください。

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改装前の状態はこのような状態です。画像上には載っていませんが、和装専用スペースであったため木造のベンチが置いてあったり和風っぽい装飾が飾られていたりと縁側のような撮影スペースでした。

この一角すべてを新しい撮影ブースに変えるため、まずは壁に貼られている壁紙や板を取り外します。

 

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取り外した後のおうとつが目立つ壁に板を貼ると出来栄えが汚く見えてしまうので、土台を同じ高さに揃えるため下地となる板を貼り壁の凹凸を均一にします。

 

【2】素材の加工

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続いて今回のメインともいえる背景になる板の加工に取り掛かります。

板に塗装するワックスが乗りやすいようやすりをかけ、表面を整えます。やすりをかけた後は細かい木くずが出るので雑巾で払います。この工程を忘れるとせっかく表面を整えても塗装が付きにくくなってしまうので気を付けましょう。

やすりをかけるのは張り付けた際に見える方の面と前後左右の側面のみ。今回は作業する板の数が多いので見えない裏面には手を加えない方が作業効率もアップします。写真上で使用しているのは電動サンダーと呼ばれる木材の研磨を行う機械です。

 

【3】塗装作業

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全てやすりをかけ終えた板がこちら。やすりをかけた木材の表面、側面にワックスを塗っていきます。

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今回使用したのは「ブライワックス」です。ワックスと塗料が一緒になったもので二度塗装する手間を省けます。これを塗装用のスポンジで板に色を乗せていきます。

塗料が付着すると洗剤でも落としきれなかったりするので、汚れてもいい服装で臨むのが安心です。また、床についたり手に付いたものも取れにくい場合が多いので床に敷くブルーシートやビニール手袋の用意も必須です。作業中は塗料の臭いで体調不良を起こす場合があるので換気も忘れずに。

塗装作業は今回改装の中でも特に時間のかかった作業だったので複数人で分担すると作業もスムーズに進みます。

完全に均一になるようしっかり色を伸ばすのも良いですがある程度ムラを残しても、すべての板を組み立てた時に雰囲気が出て素敵です。

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写真上の木材のうち上2列が塗り終えて15分~30分経過した状態です。塗装する前と比べるとしっかり色が乗っているのがわかります。

ここからは板に艶を出すための拭き上げ作業です。100円ショップなどで購入できるようなキッチンブラシで板を磨き、布で拭き上げればメインの木材は完成。表面が滑らかになり、板が綺麗に仕上がります。しっかり力を込めて磨くのでこの時のキッチンブラシは毛が固めのものがおすすめです。

 

【4】貼り付け

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ここまで来たら完成間近!最後は実際に板を壁に貼り付ける作業です。板の大きさをカットし調整しながら隙間がないように釘を打ち込んでいきます。

上の画像ではところどころ青い点が見えるかと思いますが、これは「隠し釘」といって釘穴が見えないようにするものです。

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釘の周りに青い飾りがついたような形状でこれをこのまま打ち込みます。打ち込んだ後、板から飛び出ている青い飾りの部分をはハンマーで叩くと折れて取れる仕組みになっており、釘穴が目立たないように板を張り付けることが出来ます。釘穴が目立ちにくいだけで手作り感が抜け、クオリティが高く見えるので見た目に拘りたい方はおすすめです。隠し釘は飾りのついている部分が折れやすく打っている途中で折れてしまう...なんてこともあるので注意しましょう。

 

【6】床の新調

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新しくした壁に合わせて床も新調します。今回はこちらのクッションフロアを購入しました。貼り付けたい床の大きさに合わせてカットし、強力な両面テープで貼り付けていくだけであっという間に新しい床ができあがっちゃいます。

 

【5】完成!

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小物類を置いて完成!実際に新しくできたブースで撮影させて頂いたお客様です。ポーズを決めながら沢山笑顔を見せてくれました!グレーのタキシードが映えてカッコよく決まってますね✨

当店では撮影前にスタジオ見学もできますので、新しくできた撮影ブースをぜひ見に来てください(´`)💕

 

近年話題になっているDIY、皆さんもステイホームの期間を利用して試してみてはいかがでしょうか?